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婚姻届の準備

結婚となると、結婚式や新居の準備に追われて、意外と忘れがちなのが婚姻届です。しかし、もちろんこれを出さないと式を挙げても法律上は結婚したことになりません。実際に式を挙げて数か月後に婚姻届を出し忘れていることに気が付いた、なんていうカップルもいるくらいです。
婚姻届は、どこの市役所や区町村役場でももらうことができます。提出するのは、「夫の本籍地または住所地(所在地)」「妻の本籍地または住所地(所在地)」となっていますが、実際には今いる場所(所在地)ならばどこでもいいので、住んでいる場所でなくてもかまいません。夜間窓口がある役場ならば、夜中でも受け付けてくれますし、本人でなくても身分証を携帯していれば提出することが可能です。ただし、不備があった場合などは、夜中や代理人ではその場で訂正できませんので、その日に受理することができなくなってしまいます。入籍日にこだわりがある人はご注意ください。
婚姻届の書き方としては、役場に書き方見本があるのでそれほど心配することはありませんが、市名は旧姓、戸籍に記載されている感じで書くこと、住所は住民票記載の住所を書くように注意します。新しい本籍地は、現在の本籍地や現住所と同じでなくてもかまいません。日本全国どこでも可能ですが、あまり遠くにすると戸籍謄本や抄本の取得が面倒なので、おすすめできません。また、婚姻届には、証人として20歳以上の成年者2人に署名押印してもらう必要があります。
婚姻届は不備がなければ提出したその日に受理されて、晴れて夫婦になるわけですが、挙式後すぐに新婚旅行に行く場合で、パスポートの名前を新しい名字にしたいという人は、パスポートの氏名変更の手続きに日数がかかるので、早めに婚姻届を提出する必要があります。また、新婚旅行の手配をする場合にも、パスポートの名前が変わるという前提で、旅行会社に相談して書類を記入するようにしましょう。パスポートの名前が変わるため、クレジットカードや印鑑などもそれまでに新しくしておかねばなりません。いずれにしても、婚姻届を提出して名字が変わったら、カード類や保険などの名義をすべて変更する必要があるので、注意しましょう。

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